近年、清潔感や映え感を全面に打ち出した麻雀カフェなどの影響もあり、女性からの人気も高まっている麻雀。2018年にプロリーグができたことにより、麻雀のプロ競技としての地位向上に大きく貢献し、ファン層も拡大中。最近では、スマホひとつで手軽に麻雀の練習ができるアプリも数多く登場し、麻雀がベースになっているオンラインカジノ風のゲームも存在するようです。この記事では、そんな麻雀を気軽にも、本格的にも楽しめる、おすすめのアプリをご紹介していこうと思います。
麻雀とは?
麻雀とは、主に4人で遊ぶ中国発祥の伝統的なテーブルゲームで、専用の牌(パイ)を使って手役(てやく)を作り、点数を競うゲームです。
麻雀の基本の概要
基本概要は以下になります。
- 人数:基本は4人対戦ですが、2人や3人のバージョンもあります。
- 牌の種類:種類やルールにより異なりますが全部で136〜144枚です。
- 牌目的:配られた牌を交換しながら、決まった役(役満や面子など)を作り上げて「あがり」(和了)を目指します。
麻雀で差をつけるには?
麻雀で差がつく理由は、ただの“運”ではありません。そのポイントを3つにまとめました。
セオリーを理解しているか
基本の「鳴き方」「守備の仕方」「打点の上げ方」など、ある程度決まったセオリーがあります。これを知らないまま打っていては、経験者には太刀打ちできません。
牌効率を意識しているか
初心者の多くが苦戦するのがこの部分。より効率的にテンパイ(あと1枚でアガリ)を目指すには、どの牌を切るのがベストかを常に考える必要があります。
フィードバックと分析ができているか
強いプレイヤーは、自分の打牌をあとで振り返り、どこがよかったのか、悪かったのかをしっかり分析しています。つまり、“なんとなく”プレイしていても強くなれません。地道に勉強し、練習を重ねることで初めて「麻雀の地力」が身についていくのです。
麻雀アプリの選び方
アプリで練習する場合、どれを選ぶかがとても大切です。麻雀の練習用アプリは数が多く、それぞれ機能や目的が異なるからです。選び方のポイントをまとめてみました。
難易度と学習機能のバランス
初心者なら、まずはルールがわかりやすく解説されているアプリがおすすめ。中・上級者なら、打牌のフィードバックや統計機能があるものが役立ちます。
オンライン対戦 vs. CPU対戦
対人戦ができるアプリは臨場感があり、実戦に近い練習ができます。一方で、じっくり自分のペースで学びたい場合はCPU戦が中心のアプリが向いています。
操作性・UIの見やすさ
牌のデザインやインターフェースが直感的かどうかも重要です。長時間プレイすることを考えると、見やすさは意外と大切。
課金要素の有無
無料である程度プレイできるアプリも多いですが、機能制限がある場合も。練習に集中したいなら、広告が少ないものや課金なしでも十分に遊べるものを選ぶと良いでしょう。
麻雀の練習ができるアプリ5選
麻雀の練習ができるアプリの中でも、特におすすめの5つをご紹介します。それぞれの特徴と学習向きのポイントを解説します。
麻雀 闘龍(とうりゅう)
初心者から上級者まで楽しめる王道麻雀アプリ。役一覧やルール説明が分かりやすく、初心者にも安心。オンライン対戦も可能で、全国のプレイヤーと腕試しができる。
- 全国対戦でリアルな駆け引きが体験できる
- ルールや役の解説が充実しており学習向き
- UIはやや古めだが、機能はしっかり
雀龍門M(じゃんりゅうもんエム)
美麗な3Dグラフィックと人気声優の演出で、臨場感たっぷりの麻雀体験が可能。オンライン対戦のほか、AI戦での練習も充実。
- グラフィックと演出が豪華で没入感あり
- 初心者から段位者まで対応のモードが豊富
- 通信環境によって動作がやや重めのときも
麻雀 一番街(いちばんがい)
フリガナ付きチュートリアルやストーリーモードが用意されており、初心者がルールを覚えるのに最適。ポップで親しみやすいデザインも魅力。
- 親切なガイドとストーリー形式で学びやすい
- 初心者同士のマッチングがしやすい
- 上級者にはやや物足りなさも
麻雀 鬼巧(きこう)
役の読み上げ機能や画面表示が親切で、視覚的にもわかりやすい設計。オフラインでも遊べるので、隙間時間の練習にぴったり。
- 音声読み上げで初心者でも安心
- 東風戦・半荘などプレイスタイルを選べる
- 有料アプリなので導入にややハードルあり
みんなの麻雀
オフラインAI戦でのんびり実力を磨ける、練習向きの麻雀アプリ。段位システムや全国ランキングもあり、上達する喜びを感じやすい設計。
- 自分のペースでAIとじっくり練習できる
- 難易度の違うAIで打ち筋を学べる
- 派手な演出は少なめで静かな雰囲気
終わりに
麻雀は、知れば知るほど面白く、練習すればするほど深くハマれるゲームです。そして今の時代、スマホひとつでどこでも麻雀の練習用アプリを使って腕を磨けるようになりました。運だけでは勝てないからこそ、戦略を学び、実戦を積み重ねることで確実に上達できます。この記事で紹介したアプリを、目的やレベルに合わせて使ってみてくださいね。